[K-ドラマ] 2024年第2四半期ドラマ推薦＜ヒーローではありませんが＞

＜ヒーローではありませんが＞ポスター。（出典：JTBC）

[作品情報]

公開日：2024年5月4日（土）
OTT：ティービング
制作会社：グレンアンドグリムメディア、グラマハウススタジオ、SLL
制作陣：演出（チョ・ヒョンテク）、脚本（チュ・ファミ）

[ドラマ内容]

超能力を持つ家族が現代人の病気に罹り、その能力を発揮できなくなる物語から始まる。その中で、並外れた能力を持ちながらも誰も救えなかった男が、ついに運命の女性を救い出すファンタジーロマンス

うつ病、不眠症、肥満、スマホ中毒、

どの家庭にも1、2人は患っているであろう、よくある現代人の病気である。

ところが、このよくある病気のせいで、珍しい能力を失ってしまった家族がいるのだ。

幸せな過去にタイムスリップしていたパパは、うつ病にかかり、幸福も能力も失ってしまった。

予知夢を見ていたおばあちゃんは、不眠症にかかり、ぐっすり眠れなくなってしまった。

空をフワフワと飛んでいたおばは、肥満で体が重くなり、地面に落下してしまった。

そして、能力のせいでママを失った娘は、家族の空席をスマホで埋めた。

他人とは違う珍しい能力は、祝福ではなく呪いなのか？

もしかしたら、現代人の病気の中で最も慢性的な不治の病は『家族』なのかもしれない。

傾きかけている超能力者の家族の前に、ある日運命のように現れた女。

彼女と家族になることで、失われた健康と能力が戻り始めているようだ。

現代人を病ませるのも家族だが

病気を与えて薬を与えるのも、たいていは、家族だからだ。

誰かを救いたかったのに、誰も救えなかった男、

特別な能力を取り戻し、愛する人を救うことができるのか！

[出演俳優]

チョン・ウヒ、チャン・ギヨン、コ・ドゥシム、スヒョン、パク・ソイ、オ・マンソクなど

[予告編]

https://youtu.be/kFQagm7bvWY?si=xBLrWehW7jG5kYdV

[人物相関図]

＜ヒーローではありませんが＞登場人物関係図（出典：JTBC）

ト・ダヘ（チョン・ウヒ）

30歳、女

春に生まれた。
春にはヒラメが旬だからと、ヒラメで名前をつけようとした父親を
役所の職員が何とか説得して、文字を1つ変えて
やりたいことを全部して生きろと、『ダヘ』になった。
母親はダヘがまだ幼い頃、他の男と新しい人生を求めて旅立った。
春先にヒラメとヨモギのスープを味わっていた父親は、ヒラメがまだ身が締まる前に、ある冬の夜に
酔っ払って路上で眠り、二度と目覚めることはなかった。
こうして17歳で一人になったのに、不幸はダヘを離してくれなかった。
家族を失った上、通っていた学校で火災が発生し
ある朝、友達や先生たちを失った。
生き残ったという罪悪感に苦しんだ。
優れていたり、持っていたりするものもなく、ただただ生き残って孤独だった。
それでも耐えて生きてきたのは、事故現場で命を救ってくれた人のおかげだった。（中略）

ポッキュジュ（チャン・ギヨン）

30代半ば、男

彼が受けた祝福であり呪いである『過去への回帰』
ただし、幸せだった時間にのみタイムスリップが可能だ。
幸せだった瞬間を何度も生々しく繰り返すのは、かなり甘美なことであった。
しかし、心の片隅にはいつも解消されない渇望と息苦しさがあった。
過去に戻ることができるが、過去を変えることはできなかったからだ。
何も触ることができず、誰にも触れることができなかった。
過去に存在する人々は彼を見ることができず、彼の声を聞くこともできない。
普通のヒトにはない特別な能力を与えられた理由があるはずなのに、
一人で個人的な幸福を反芻すること以外に、他人ために意味のある方法で能力を使いたいと思っていた。
そして、それは起こった。
その日は、娘が生まれた日だった。（中略）